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2009年7月 3日 (金)

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 アオと青苧と青空と・・・”水の泡”トニーはどうしてるだろう?

 ”ウッヒョ〜たまらんざか”何度も叫びながらレーニーは登り続ける。黒姫山に登ろうと言い出したのはレイニーだったのだが、昨晩清志郎のv-clip見すぎて、ついでに地酒のぶどう酒飲みすぎたらしく、今朝はトーンダウンして「とりあえず足慣しに松苧神社に登ろうか?」といいだした。

 この松苧神社は延喜式(8世紀)にも記載されてて、ぼくらの探索してる”あずまの国”とは比べるべくもなく新しいが、ともかくは古いお社なのだ。現在の社殿裏からは黒姫が遥拝できる。黒姫は機織りの神ともいわれる。

 松代を中心とする東頸城は江戸時代は天領だった。そして信濃川流域南魚沼は古来、小千谷縮・越後上布の里で苧はその原料だった。田畑も少なく日本一の豪雪地帯の山間が江戸時代は不思議なことに天領だった。それは苧、からむしをこの地域で独占的に栽培させていたからだったと思う。

 しかし、松苧神社といえば太秦松尾大社を思い起こす。杜氏の信仰や秦氏を思い起こさせる。平安京以前京都はカモ氏とハタ氏の根拠地だったわけだが、頸城郡にはカモ地名が多い。このあたりでいうと渋海川、鯖石川、保倉川の3本の川の最上流に位置する蒲生田という集落がある。
 杜氏というならばこのあたりは全国一だった頸城杜氏の里でもある。

 しかし、ぼくらは、大穴と吾妻の国の痕跡を探索しなければならない。

 ぼくらはなんの変哲もない標高700メートル弱のピークの判然としないなだらかな稜線の続くその山容を確認し南魚沼、柏崎沖地震と立て続けに被災した社杜をて下山した。

 「松代のゲイリー推薦!”あずま食堂”行ってみようか?」

 ラーメン定食を注文、餃子がついてる。
「おいしいけどね・・”まぼろしのあずま食堂”ってほどのことはないよな〜」
「夕方からは滅多に営業してないってのがまぼろしなんじゃないの」
「そうだね。ゲイリー推薦て味のことじゃいよね。あいつ未だに3年前にサービスエリアで喰ったきしめんの味、熱く語るからね。」

 あずま食堂には角栄さんの偉業をたたえる分厚い写真集が置いてあった。角栄さんの置き土産というか旧国鉄の置き土産というのか、越後湯沢と直江津を結ぶ現在のほくほく線建設に付随して日本海側に儀明トンネル、信濃川側に薬師トンネルがほられた。陸の孤島だったこの地域はずいぶん変わったらしい。

 ああ、トンネルといえば”トンネル天国”って曲好きだった。山口富士男が在籍したダイナマイツの曲だった。どんとは”トンネル抜けて”やってるけど別の曲だ。その後の’村八分’では”水たまり”ってのがあって、どんとがカバーしてる。その後例の清志郎作詞TeaDorops放送禁止の”谷間の唄”がある。

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