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2009年4月30日 (木)

満開の下放談ス(番外・伯耆大山扁)

モロ平
 あれっ、お前どうしてこんなところにいるんだ!
トニー
 ようこそ、ぼくらのふるさと真庭郡へ
アフリカ屋
 ふるさと?ぼくら同級で幼なじみだら。
トニー
 いやはや...1500年くらい前のことだけどね・・まっそれはいい・・大山に登るんなら必ずここに来ることはわかってたよ。ここは金剛トラベルの旧蹟地だからね。
モロ平
 お前はどうせ穴から出てきたとでもいうんだろ・・・?

 俺たちはな、鳥取砂丘で砂の芸術祭を見学してな、それから人形峠を越えて岡山に入って蒜山のすそ野を西に進んでやってきたんだが・・・
アフリカ屋
 イランの核と北の将軍様のテポドン騒動、それに、オバマは核軍縮をいいだしてるだら。CO2を減らす?ために柏崎の原発も再稼働するらしいね。モロ平はさ、核と云えばば島国で唯一ウランがとれる人形峠にどうしても寄らなければってうるさいんだよ。
モロ平
 歴史の皮肉ってモンがあるだろ!今は’百年に一度’もう忘れられちまったフレーズでかたられる経済状況なんだぞ。’百年に一度’は第二次世界大戦のきっかけになった世界恐慌に似ているという意味合いだろ。
 暴落から戦争まで十年を要したんだ。

 当時もそうだった、なぜかな?戦争の前には必ず大きな軍縮会議が開かれるのは・・・
トニー
 ’貧乏神’はその件についてはなんのアドバイスもできかねます。
 人形峠ね・・やっぱり金剛トラベルの旧蹟地だね・・で・・何か見つけた?
モロ平
 一年まえにな、おまえが”これから世界不況がやってくるから、企業はライセンス料のかからないリナックスにウィンドウズからシフトする”たしかに云ったよな!それがどうだ、あの会社今や売り買い停止!停止!ですよ。トニー君・・・
 もうオレは自分の頭で考えることにしたんだ。
 で、人形峠の大穴だが20年前の放射能含有物質放置の問題でな、未だに近づけんのだ・・
アフリカ屋
 オレはね、きみらのやってる投資クラブって関係ないだら、人はさ、汗水たらして働いて、おなじスルならスロットマシーンでパーッとすっちゃうのが一番だと思うよ。
 だから、人形峠なんか寄らずに蒜山の尾根をただただ歩いて縦走したかったんだ。ボダーなんだあそこは。クルマで長距離走ってると、たまに、ザンザン降りの雨のなかから急にお天気な世界に抜けることがあるだら、びしょびしょの路面が、からからの路面に変わってる、ここだっ!って位置を通過することがあるだら。
 蒜山の尾根じゃ、裏日本の雪景色と瀬戸内側の小春日和を同時に体験することができるらしい。
モロ平
 だから、そりゃ3月の特別な気圧配置の日のオハナシ!
トニー
 久しぶりにアフリカ屋の口から’ボーダー’なんて言葉聞いたなあ〜’あのころはミッシングリング’とかよく話してたね。蒜山尾根にはここがぼくらの古地だって云う証拠の石標が立ってる、残念だったね・・・・・・・あそこが穴の入り口だった。
モロ平
 やれやれ、また石標で’穴’かい・・・おまえがお花見から逃げた後、ダニーとエジプト旅行のことをすこし思い出しながら話し合ったんだがな・・ピラミッドは、ありゃ’石’そのものだな。
アフリカ屋
 ここから西に県境を越えた広島県に比婆山ってのがあるだら、あの山は、古来、信州松代の皆神山なんかと同じで、島国のピラミッドと云われてるダラ。イザナミが去った黄泉の国だと云うことになってる。
モロ平
 皆神山の下は大穴だ。第二次世界大戦末期硫黄島が陥落した頃、一億玉砕に備えて皇居と大本営を朝鮮人労働者をつかって掘せたんだったな。松代町の下全域が空洞だって云うのに戦後、街の人は誰もそのことに気づかなかった。
 前方後円墳だって古代には全山石で葺かれていたって話しだ。なんで石じゃなけりゃいけなかったんだ?石は永遠の象徴かっ?
トニー
 近頃アニメで’賢者の石’を題材にしたの、はじまったよね。あれって、錬金術の話しだ。錬金術師は秘密結社フリーメイソンであることが多かった。ところでさ、フリーメイソンのメイソンだけれど、もともとは’石工の組合’の意味だよね。
モロ平
 いや、オレがこんなことを喋りはじめちまうなんて、自分でも自己嫌悪になっちゃうんだけど・・・いやべつにシャレてるわけじゃないんだけれどもな・・古代エジプトにオリシスとイシスの物語があるだろ?
アフリカ屋
 いくらモロ平が素直ナイーブったって、石でイシスはひどい。

 モロ平
 まあそういわんでくれよ。オリシスとイシスは兄弟でしかも夫婦だ。同じくエジプト最高神ヌーの子供で、これも兄弟のセトとネフチス夫婦に妬まれて、2度殺される。殺されるけれどもイシスのおかげでオリシスは2度ともよみがえる。
トニー
 復活は再生で、再生を繰り返すのは永遠ってコト?
モロ平
 実は、2度目は冥界の王となってで永遠の生を得た。一度目の時はイシスは死体のオリシスに添い寝する。そして神の子ホルスを生む。
アフリカ屋
 ホルスとイシスのくだりはマリアとキリストを思い出させるなあ〜ネクロフェリアと処女懐胎の違いはあるけど・・・似たようなモンだら?
モロ平
 そうなんだ、2度目にセトがオリシスを殺したのは、’もっとも夜の長い日’冬至、つまりクリスマスのあたりってコトだな。

トニー
 アフリカ屋の云うようなボーダーを古代人はどう意識してたんだろうか?長い人類の歴史上、死を体験できたものはいないのだからね・・・

 先日、モロ平投資クラブとは違って今回の大暴落で巨万の富を手に入れたある投資家が、儲かりすぎて自分の才能にびっくりして脳溢血を起こしてひと月意識が戻らなかった。幸い回復したんだけれどね。そのときの様子を「ちょうどうたた寝してしまったような感じ」だったといってる。
アフリカ屋
 トニーが昔詩人を気取ってた頃、ぼくに向かって「人生は一瞬(またた)き」といったことがある。
トニー
 覚えているよ、そしたら無神論者だと思ってたきみに「で、魂はどこへいくんだって?」言い返されて・・・。
アフリカ屋
 眠りは、煎じ詰めれば一瞬きだと云うことはわかる。もし意識が戻らなくても、そこからは人間的尺度がすべて消え去るのだから、ヒトマタキしている間に実は何億光年もの人間的時間が流れてたってコトがあり得ることもわかるんだが、寝る前と起きた時を繋いでるものがあるだろ?死んでしまった場合、そいつはどこへ行ってしまうんダラ?あのボーダーの縁でしか感じられない不安な感覚はどこから来るんダラ?
トニー
 ぼくなんかに云わせると、寝る前と起きた後の自分というものがおんなじだって信じて疑わない人がいるのがのが不思議だよ。寝てる間、その両者をつないでいるものはどこに行ってるんだ?そいつもボディとおつきあいして休息してるのかい?
モロ平
 夢ってのは見ることがあるけれどなぁ〜
トニー
 その夢ってヤツが誰かの何億光年のトリップの断章だとしたら?
モロ平
 イカン、いかん貧乏神の長話を聞いてると日が暮れちまう。今日中に大山の宿坊までは行かんとな。それから、宿の予約、おまえのぶんは取ってないからな。

 

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