トニーのジョグジャ便り(3)
昨晩はタマンブダヤホールから戻ると24時だった。駅舎のように大きなロビーホールで写真パネルの展示と映像を流す予定なのだが、展示物が半分届いていない。荒仕込みは20時頃には終わっていた。ステージ上の仕込みも延々とトラブっていて、 行われるはずだったリハーサルな中止された。
現地スタッフは2日間徹夜に近い状態。まとめ役のイクバルは一人で10人役をこなしている。
そんな状態でも、ホール展示担当のスタッフは、気を使ってくれて果汁ジュースのようなワインを何種類も買ってきてくれて、夕食後はのみながらの作業、8時頃からは現場でどっかり腰を据えての宴会となった。
バックステージではライティングと舞台美術、そのどちらかがトラブルと一方はもう一方の作業が終わるまで待機していなければならないことがままある。傍目からはレージーな奴らとしか見えないだろうけれど・・・
スタッフの親方はノンノンさんといってみんなから尊敬されている。南の島にのんのさん(カミさん)というおなじ発音の言葉が生きていて興奮する。話しているうち、秋に松代のAsiaTRI2008の際ビモさんたちが使った印象的なロータスの造花は彼の制作したものだった。捨てるのは偲びがたくて、今は青トラホテルに保管されている。
みんなゲーリーとはなじみなので「ゲーリーはアクン、犬だ」といって笑い転げている。通訳をして現地との連絡係になっているヨガさんは若いので「列島のバックステージスタッフは一日いったいいくらもらってるか?」に興味がある。「2万円」その場にいた全員が唖然としていた。ヨガさんは子供はまだいないけれど奥さんがいて、2人でひと月1万円で生活できるらしい。
つがれるままにのんでたら、この甘いワインはおもいのほかアルコール度数は強くて、ワインのどぶろくみたいなものらしく、ホテルに帰るとベットにそのまま倒れ込んで寝てしまった。


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